たぶんだぶん

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人はなぜ台風時の田んぼに引き付けられるのか?

こんにちは。

 

突然ですが、

毎年台風の季節になると決まって多くの方がある理由をもとに亡くなってしまいます。

 

 

それは

 

 

「台風の時に田んぼを確認しに行くこと」

 

 

 

世間一般的、もしくは都会人から見たら風物死だ。や死亡フラグだ。なんて馬鹿にする方々も多いかと思われるのですがこの事象にはいくつかの要因があったので大きく2つにまとめてみました。

 

 

  心理的な要因

  • 禁止されるとかえってその行為におよびたくなる「カリギュラ効果」の存在。

 

つまり、

「田んぼに行ってはならないという状況下のもとだとこの心理現象は発生しやすい」

と言えます。

しかし、農家の方々はこの要因はそこまで大きくないはず。

 

 

  2、経済的な問題

  • 田んぼ農家にとって田んぼというものの存在。
  • 台風による田んぼへの被害。

 

農林水産省による28年度の農林水産統計によると、28年度の10a(※1)あたりの米の収穫量は平均して545kgという見込みになっております。

米農家がおよそ15町(※2)田んぼを持っていると仮定すると81,750kgもの米が収穫できると考えられます。

各々の等級は等しいと仮定すると年あたり約17,712,500円と考えられます。

基本的に田んぼ農家は兼業してないと考えると厳しいです。一部に被害が出るだけで生活に支障をきたすのは目に見えてわかります。

 

(計算法および注釈について:10aを10畝と仮定し、かつ100畝を1町とし計算しています。さらに1俵を60kgと仮定し60kgあたり13,000円で農協が買い取るとしています。※1→aはアールという単位。1a=100㎡である。 ※2→町はちょうという単位。1町=99.17355aであるがここでは100aと仮定。)

 

 

 一方で

田んぼ農家の方々は台風による被害をどうにか防ごうとします。

 

なぜしなければならないかは前述のとおりです。

 (台風による被害の内、死者が多く発生するのは水の管理です。他の田んぼに濁流が流れ込まないように田んぼの水を抜かなければなりません。また稲刈りのシーズンだと水を張っていては稲は刈れませんのでこちらも水を抜く必要があります。)

 

結論

田んぼ農家にとって田んぼを見に行くという行為は生きる行為そのものでありその結果死を招いてしまうことがあるのだということ。田んぼを見に行く。ではなく田んぼを見に行って守り、そして管理を行うという言葉のほうが正しいこと。冒涜の対象では決してないぞ!(米農家でもなんでもないけど・・・)

 

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